GAINサイクル
迷わず【"GAIN" サイクル】を回し、進捗を可視化し自分の壁を破りましょう

スコアが伸びない原因と改善策
原因① ショット力とアプローチ力の不一致
ドライバーもアイアンがある程度打てるのに、グリーン周りのアプローチでスコアを落とす。
問題点 距離があるショットばかりに意識が向き、アプローチ練習が軽視されている。
原因② 打ちたい球筋と実際のスイングの不一致
「ドローが打ちたい」「理想はストレートが」と思いつつ、スイング軌道がそれに合っていない。
問題点 球筋に対しての正しい理解不足+客観的なスイング分析がない。
原因③ 練習の方向性と目的の不一致
練習量=スコアアップではない。
問題点 ①②が明確でない状態での“球打ち”がルーティン化している。
改善策
効率的なスイング改善サイクル【"GAIN" サイクル】を取り入れる
※「得る」「向上する」という前向きな意味のある単語
G – Grasp(把握する)自分のスイングの現状と特性を知る
スイング動画を撮る(横・後方)
弾道測定器で球筋とスイング軌道を確認
「自分はインサイドアウト傾向、フェースが開いている」などの現状把握
A – Adjust(調整する)改善に向けた正しいドリルを実施
問題点に対する目的別ドリル(例:インサイドアウト軌道→オンプレーンドリル)
無駄な球数を打たない、毎回明確な目的を持ったスイングを行う
I – Inspect(検証する)実際に改善されたか、スイングや結果をチェックする
定期的に動画を撮り比べる、弾道傾向を確認
フィードバックなくして改善なし
検証は動画・数値・フィードバックの3方向で
「できている気がする」ではなく、「できている証拠」を集める
N – Nurture(育てる・継続する)
改善されていればその練習を続け、されていなければ別の方法を試す
変化がなければ、別のアプローチを(違うドリル、意識の置き所変更)
このサイクルを回しつつ、アプローチ練習を並行して行うことでショット力とアプローチ力の不一致を同時に改善
打ちたい球筋と実際のスイングの不一致を改善するにはコーチの指導が必要です
主観と客観のズレがあるため自分ではスイングのズレに気づきにくいです
これまでの練習に対するサンクコスト、変えたいと思いつつも変えたくないという現状維持バイアスが邪魔をします。
コーチは客観視・論理的分析・戦略設計ができる第三者です。